CEATEC2025 ミライト・ワンが出展

 ミライト・ワンは、「CEATEC2025」に出展し「インフラから、次の未来へ」をテーマに掲げ、合計21の製品やソリューションを展示する。ミライト・ワン グループは、同展示会において3つのカテゴリーとして「社会のインフラを支えるテクノロジー」「未来のインフラを支えるデジタルツイン技術」「IoT・フィジカルAIを活用し社会課題を解決」を設け、これらのサブテーマごとに展示スペースを設置、合計21の製品やソリューションを紹介する。
 また、ブース内では、期間中毎日、最新情報を提供する特別セミナーを実施する他、ミライト・ワンが展開している「コンテナDCワンストップ提供(ソリューション)」や、「建設事業におけるDaaS(Drone as a Service)」、「ロボットソリューション」をはじめ、グループ各社が展開しているさまざまな最新ソリューションを紹介する。
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 「社会のインフラを支えるテクノロジー」のコーナーでの出展概要は次の通り。
 同社は、エネルギー、通信、防災など社会基盤を支える多彩なソリューションを展開している。ブースでは脱炭素・効率化・安全性向上に貢献する技術を紹介する。
 設計から運用までを全て任せられる『コンテナDCワンストップ提供』は、生成AI需要に応えるコンテナDCを、調査・設計から構築・保守運用まで完全にワンストップで提供する。最短6ヵ月の短納期に加え、空冷・水冷などユーザーの仕様に合わせた柔軟な設計が可能だ。更にGPUクラウドサービス連携により、必要な計算力を効率的に利用する運用も実現する。
 5分で提案書が自動で作成できる『エネがえるEV・V2H』は、大手自動車メーカーや官公庁を含む700社導入のEV・V2H提案ツール。太陽光+蓄電池+EV+V2H+電気料金3000プランを自動試算する。提案書は誰でも5分で作成できる。
 環境に優しいポータブル電源『小容量水素で広がる未来』は、小容量水素容器を接続して可搬型水素燃料電池や水素マイクロモビリティを利用している顧客へ、水素ガスの販売を提供する。顧客の容器へ充填またはミライト・ワン容器のレンタル充填が可能だ。自社開発の「温度制御式多連型充填システム」で小容量水素容器へ充填し、全国輸送まで一貫して行う。
 工場内の流量管理業務を効率化する『スマートメーター遠隔システム』は、工場における流量管理業務を効率化するシステム。遠隔から流量の把握が可能となるため、業務にかかる人手や時間を減らすことができる。同システムの計器盤は、あらゆるデータ通信方式に対応しており、各社の流量計に接続可能だ。遠隔監視システムから水道メーター施工までトータルソリューションを提供する。
 安全で持続可能な街づくり『オフグリット電源ポール』は、送電網に接続せず電力を自給する「オフグリッド」型の電源ポール。ソーラーシートで発電・蓄電し、LED照明やカメラを搭載して街路灯や監視装置として幅広く活用できる。
 このほか『スマートマイクログリッドシステム』『TTKベルト式ネットフェンス』を紹介する。
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 「未来のインフラを支えるデジタルツイン技術」のコーナーでの出展概要は次の通り。
 同社は、ドローンや3D点群、測位技術により現場をデジタル化している。ブースでは建設や都市運営をスマートに変える最新の空間情報技術を紹介する。
 建設事業におけるDaaS『DroneDockサービス』は、建設現場のDXは「置くだけ」で加速。ドローン自動運用基地「DroneDock」とDaaSで、高精度な測量や日々の進捗管理、安全パトロールなどを自動化する。機体購入から運用コンサルまでワンストップで対応する。人手不足を解消し、生産性と安全性を飛躍的に高める。
 高精度3D点群で現実を再現する『3D点群データ作成』は、LiDARカメラで撮影することで3D点群データを自動作成できる。3D点群データを活用することで「現地調査の精度高度化」「施工管理の高度化」「維持管理の高度化」「安全施工の向上」ができる様になり、省人化、省力化に大きく寄与する。
 LiDARを用いた測量アプリ『3次元測量のmapry』は、手持ちのiPhoneが高精度な測量機になる。専用LiDAR等と連携し、現場の位置情報や現況測量を誰でも簡単に行える。高精度な点群取得から位置情報に基づく杭打ち、面積計算、各種データ出力にも対応し、圧倒的な低価格で現場のDXを推進する。
 プラットフォームで開発を加速する『KKC D2PF』は、地理空間データの収集、分析、可視化を統合したクラウドプラットフォーム。専門知識不要で、誰でも高精度な航空写真や3Dデータなど様々な空間データを顧客保有のデータと組み合わせて活用えできる。迅速な意思決定と新たな価値創造を支援し、社会課題の解決に貢献する。
 このほか、『人・モノの位置測位と利活用』『地理空間コンテンツの紹介』を展示する。
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 「IoT・フィジカルAIを活用し社会課題を解決」のコーナーでの出展概要は次の通り。
 同社は、業務効率化や人手不足対策に応えるロボット・AI・IoT技術を展開している。ブースでは業務の生産性を高める革新的なサービス群を紹介する。
 自律搬送が現場を変える『ロボットソリューション』で、今回は次の自律搬送ロボットを展示する。高い搬送能力をもち、群管理と高機能サスペンションによる安定性が特長の「Servi Plus」、最小通路幅55㌢㍍の狭い場所も走行可能な「カチャカプロ」を紹介する。
 共に歩く現場支援『Go2四足歩行』は、建設現場やプラント設備点検など、多様な現場を共に歩き、人に代わって危険な場所の確認やデータ収集を可能にする。自律移動とAIによる異常検知で、点検業務の効率化と安全確保を強力に支援。現場の「困った」を解決し、作業員の負担軽減と生産性向上に貢献する。
 ゴルフ場芝刈機無人化システム「HerbF」=写真=は、既存ゴルフ場の芝刈機に後付け無人運転システムをレトロフィットし、コースキーパーの刈込動作を記憶・再現する。昼夜を問わず高頻度で作業し、生産性と顧客満足を向上、人員不足と高齢化が進むコース管理を無人化で解決する。過酷な作業にも柔軟対応し、導入コストも抑えられる、安心の無人運用となっている。
 オフィスが現場に早変わり「みらいコネクト」では、この筐体は現場はワンボタン、支援者はブラウザでワンクリックでOK。現場の映像を離れたところから視聴し、リアルタイムの音声会話で作業を支援できる。作業者は両手で仕事ができ、作業者の頭部の動きによる映像ブレがないため、視聴者は安定した映像をモニタリングし続けることができる。
 1台で広範囲なWi―Fi環境を実現する『長距離対応アクセスポイント』では、Wi―Fi6(IEEE802・11ax)に対応した特許取得の高性能アンテナ(SOMPA) 搭載で最大500㍍級の?距離・広範囲を1台でカバーする。従来のWi―Fi APと比べて少ない台数でシンプルに構成することができ、 エコロジーなWi―Fi環境を実現する。
 このほか「みらいコネクト」『「Safie」クラウドカメラ』『電子棚札DXソリューション』「現場へGO!」を紹介する。
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 ミライト・ワンは、「CEATEC2025」会期中、同社のブース内において、毎日、最新のテクノロジーやソリューションに関するセミナーを実施する。セミナーは、ミライト・ワン グループの社員を中心に講師を務め、4日間にわたり、合計11セッションを行う。「コンテナDCワンストップソリューション」をはじめ、「EV/V2H経済効果シミュレーター「エネがえる」」、「簡単接続!ワンボタン・ワンクリックで繋がる遠隔作業支援」等、有益な情報を発信する。詳細は次のURLで。
https://www.mirait-one.com/info/001732.html