
NECなど、2025年度「C&C賞」受賞者の決定
公益財団法人NEC C&C財団(理事長:新野 隆 NEC取締役 会長、所在地:東京都港区)は、本年度の「C&C賞」受賞者1チーム及び1グループ1名を決定した。
本年度の受賞者は、QRコードの発明・実用化および世界的普及に貢献した、QRコードチーム(メンバー:株式会社デンソーウェーブ 主席技師 原 昌宏氏、株式会社デンソーウェーブ 技術開発部 渡部 元秋氏、株式会社デンソーウェーブ 執行幹部 黒部 高広氏、GS1 Japan(一般財団法人流通システム開発センター) ソリューション第1部 高井 弘光氏の4名)と、科学計算の高速化とその応用に貢献した、テネシー大学 名誉教授 ジャック・ドンガラ氏に決定した。
QRコードチームは、現在の流通、製造、決済、モバイル認証、チケット管理など多様な分野で広く活用されている、それまでより多くの情報を格納でき、高速で正確に読み取り可能な社会や産業のデジタル化・効率化に大きく貢献しているQRコードの発明、実用化、そして世界的な普及に至るまで、多大な貢献をした。
ジャック・ドンガラ氏は、急速に進歩したコンピュータの性能に対応可能な高性能なソフトウェア開発のために、効率的で再利用性の高い数値計算ライブラリであるLINPACKの開発、コンピュータの性能ランキング「TOP500」の創設など、高性能計算技術の発展に多大な貢献をした。
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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