富士通、ベイシアの店舗内IoT可視化ソリューション自動化

 ベイシアと富士通は、ベイシアの店舗内にある冷蔵庫などの冷蔵・冷凍設備の温度管理を自動化するため、富士通の事業モデル「Uvance」の店舗のデジタル化で労働生産性向上を実現するオファリング「Advanced Operation & Management」をベイシアの店舗へ2025年12月より順次導入、運用を開始した。今後、2026年5月までにベイシアの全店舗(138店舗)へ導入する予定。
 ベイシア店舗内各所に設置された冷蔵・冷凍設備に装着したIoTセンサーから、温度情報をリアルタイムに抽出し、可視化。これにより、店舗従業員は手作業による点検・記録業務が不要になり、作業負担が大幅に軽減される。
 また、閾値や条件を超えた異常を検知した際には、店舗運営のコミュニケーションツールに迅速にアラートを通知する。これにより、異常発生時の初動対応が迅速化され、商品鮮度管理を強化し、食品ロス削減へ貢献する。
 さらに、本部と各店舗がダッシュボードで同じ情報をリアルタイムに把握できるため、複数店舗の情報を一元管理し、店舗運営全体の最適化を支援する。
 ベイシアは今後、全店舗に合計で約1万9000のIoTセンサーを含む本ソリューションを導入し、HACCP(製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法)対応業務の効率化を全店舗で実現し、商品鮮度維持管理のさらなる強化を目指す。

この記事を書いた記者

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田畑広実
元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。