アジラ、六本木ヒルズで「AI Security asilla」本格稼働

 アジラ(東京都町田市、尾上剛CEO 兼 COO)は、森ビル(東京都港区、辻慎吾社長)が運営する六本木ヒルズ森タワーにて、施設向けAI警備システム「AI Security asilla」が本格稼働した。
 近年、人々の安全・安心に対する意識の高まりを受け、多くの大規模な商業施設やオフィスビルは、防犯対策として多数のカメラを設置している。一方で、警備員の即応による犯罪の未然防止や、緊急・救急要請の迅速化のため、膨大な映像の中から異常を瞬時に判別・通知できる仕組みも期待されている。
 森ビルとアジラは「六本木ヒルズ森タワー」において、事件事故の早期発見と迅速な対応、潜在的な危険箇所の特定等の警備DXを目的にasillaの実証実験を実施してきた。
これらの取り組みの結果より、当初の目的を十分に満たすものであるとの判断のもと、この度asillaの本格稼働に至った。
 具体的には以下のようにasillaを活用することで施設の安全性を高めている。
 ・エスカレーターにおいて違和感検知を活用し利用者の安全を確保
 ・侵入検知機能によって入館可能時間外の侵入者を対策
 ・転倒や暴力行為が発生した際の早期対処等。
 「AI Security asilla」は、既存の防犯カメラ映像をAIが24時間365日解析し、暴力、転倒、侵入などの異常行動や、徘徊、混雑、体調不良などの注意行動を瞬時に検知するシステム。
警備人材不足が深刻化する中、人によるモニタリングでは見逃しやすい異変を捉え、警備員や管理者に即座に通知。既設カメラをそのまま活用できるため設備投資が不要で、限られた人員でも高い安全性を維持できる次世代セキュリティソリューション。

この記事を書いた記者

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成澤誠
放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。