映像情報メディア学会 2024年年次大会レポート②
映像情報メディア学会(鈴木教洋会長)は、8月28日(水)~8月30日(金)に「2024年年次大会」を開催した。様々なテーマについて、業界の第一人者がトレンドや技術の最前線を講演及びディスカッションを行った。今回は企画セッション3および4の模様をレポートする。
企画セッション3「映像情報メディアの将来を語る」(企画:大会実行委員会)は、東京大学、NHK、K DDI、日立より第一人者を招き、映像情報メディアの最新動向と、課題の解決に向けた今後の方向性について講演とパネルディスカッションを行った。映像技術やネットワーク技術の急速な進化により、ドローンやスマートフォンを活用して、 世界中のあらゆる様子をリアルタイムで伝えることが可能になった。また、生成AIを用いた映像や音声の合成は、映像コンテンツの生成や大量のデザイン案の提案など、ビジネスの効率化から新しい価値提供にまで活用の機会が広がっている。一方で、SNS利用に伴うプライバシー侵害のリスクや本物と見間違えるような映像によるフェイクニュースの懸念など映像に関わる課題も増えてきており、映像情報を安心かつ安全に扱えることが求められている。
(全文は10月2日号3面に掲載)
画像は企画セッション3の模様
この記事を書いた記者
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。
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