5G携帯電話基地局からの電波強度を明らかに
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、我が国で初めてとなる大規模な電波ばく露レベルの長期測定を2019年から行っており、生活環境における電波ばく露レベルのデータを取得している。この度、NICTは、商用運用されている第5世代移動通信システム(5G)携帯電話基地局からの電波ばく露レベルを複数地点で測定した。これまでに携帯電話事業者自身による測定例等はあるものの、公的研究機関が中立の立場で商用サービス中の5G基地局周辺の電波強度を測定したのは世界で初めてといい、5Gで使われている二つの周波数帯、6GHz以下(FR1)と28GHz帯(FR2)について測定したところ、従来の携帯電話システム(4G)のレベルと同程度又はそれ以下であることが分かったという。
(全文は7月17日付紙面に掲載)
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