ソニー PCL、「リテイク」を初公開
ソニーピーシーエル(ソニーPCL、東京都港区、中村英明社長)は、「Creative Summit 2024」(8月1日~2日開催)においてPixomondo Inc(PXO、カナダ オンタリオ州トロント)と制作したショートムービー「リテイク」のティザー映像を初公開した。
同作は、アカデミー賞やエミー賞、VFX業界のアカデミー賞と呼ばれるVESアワードの受賞歴を持つ米国ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント傘下のVFXカンパニー PXOのVADチームによる高品質な3DCGを背景に、「清澄白河BASE」でバーチャルプロダクション撮影を実施。特に主人公が宇宙船から月に向かい宇宙空間へ飛び出すシーンは、LEDウォールを活用したバーチャルプロダクションを使用し、ワンシーンワンカットで撮影された。同ティザー映像では、本番に向けて積み重ねられる事前準備の様子や、撮影当日の緊張感あふれるメイキング映像とともに公開した。
ストーリーは、日本人初となる有人月面着陸を達成するが、記録用カメラの録画ボタン押し忘れという簡単なミスにより世間から責められ、精神的に追い詰められる宇宙飛行士の男。ミッションから数年後、宇宙開発の前線から離れていた男だったが、組織の上官からとある映画の宇宙シーン撮影の監修を命じられ、撮影現場へと足を運ぶというもの。
(全文は8月7日号3面に掲載)
この記事を書いた記者
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。
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