銀一、「Osee」製品の内覧会開催~日本未発売のモニターも展示

 銀一は、中国Osee(オーシー)社の取り扱いを開始したが、これにともない「Osee(オーシー)ブランド内覧会」を開催した。

 内覧会で展示したモニターは、プロダクションモニターの21・5型「メガ 22S」と15・4型「メガ15S」だ。メガ 22S Vは、高輝度の21・5インチプロダクションモニターで、10bitデジタル信号処理技術と3Dコムフィルターを採用し、インターレース解除機能と正確なスケーリングにより、より滑らかで自然な画を再現する。
 SDI 2系統入出力、HDMI入力を持ち、1500nitsの高輝度により屋外やスタジオでのディレクター、クライアントモニターとして最適。キャリブレーターによるキャリブレーションやLUT、スコープ類なども充実し、DITモニターとしても利用できる。屋外撮影で高い利便性を発揮するサンフード付き。


「メガ 22S」

 メガ 15S Sは、高輝度の15・4インチプロダクションモニターで、メガ 22S Sと同様に10bitデジタル信号処理技術と3Dコムフィルターを採用し、インターレース解除機能と正確なスケーリングにより、より滑らかで自然な画を再現する。


メガ 15S S


ソフトケースに収納


サンフードとして活用


取り付け用ダボ穴

 また、日本未発売のオンカメラモニター「リルモン 5」も展示した。同機は5・5インチ 4K HDMI オンカメラモニターで、HDMI IN/OUT端子をもち、4K30pまでの信号の入力が可能。HDRやLUTなどを内部22bit処理で正確かつ精細に表示できる。1000nitsの高輝度表示で、屋外でも良好な視認性を発揮する。小型ながらもスイフトOSのタッチスクリーンがワークフローをサポートし、撮影現場の作業効率を高める。また、消費電力は8・1Wと省電力で駆動する。


リルモン 5

 この他、ストリーミングスイッチャー「ゴーストリーム デッキ」も展示した。HDMI 4入力とUVC入力対応のストリーミングスイッチャー。小型でありながら、多彩なエフェクト、ダイレクトストリーミングとUVC出力、収録など多くの機能を搭載し、これ1台でさまざまな配信やイベントに対応できる。また、「ゴーストリーム デュエット」は、HDMI 4入力に加えてSDI 4入力と、UVC、NDI HX入力対応のストリーミングスイッチャー。入力された映像ソースから5つを選択し、スイッチできる。さらに、ダイレクトストリーミングを3系統まで設定でき、YouTubeやTwitchなどへのマルチプラットフォーム配信もこなす。さまざまなエフェクトも設定可能なほか、収録まで対応するマルチな1台だ。


ゴーストリーム デッキ

 加えてゴーストリーム デッキ キットも紹介。ハードケースにゴーストリームデッキと14インチモニターがセットされた、オールインワンパッケージ。モバイルバッテリーでの動作も可能で、これ1台で、どこでもすぐに配信ができる。また、ゴーストリームデュエットと14インチモニターがセットされたオールインワンパッケージ「ゴーストリーム デュエット キット」も用意している。


ゴーストリーム デッキ キット

 コンパクトなHDMI 2入力スイッチャー「ゴーストリーム M2」は、HDMI 2入力スイッチャーで、HDMI出力に対応したコンピュータやカメラからの映像を取り込み、配信やライブストリーミング、ゲーム配信などを簡単に行える。ポータブルなデザインと直感的な操作性、低遅延での配信が可能。さらに、本体はUSBバスパワーで動作する。


ゴーストリーム M2㊧

 いずれの製品も価格はオープンとなっている。
(全文は7月7日号3面に掲載)