OKIと静岡市、海洋関連技術の革新等で連携協定
OKIと静岡市(難波喬司市長)は、7月31日に、海洋関連技術の革新及び社会実装の推進に関する連携協定を締結した。両者は、海洋技術開発に不可欠な実海域テストベッドの国内初の実現をはじめ、海洋技術の社会実装や人材育成、情報発信などについて、官民双方の強みを持ち寄り連携し、今後、重要な成長分野となる「海洋」の技術開発および社会実装・産業化に幅広く、積極的に取り組む。
OKIは、140年以上にわたる歴史の中で、社会インフラを支えるメーカーとして、確かな技術と信頼を積み重ねてきた。中でも海洋分野では、防衛市場で培った水中音響技術を活かし、水中音響測位装置や水中音響センサーなどの製品開発を進めている。また、静岡県沼津市の内浦湾には、国内唯一の水中音響計測施設である固定式計測バージ『SEATEC NEO』を保有しており、センサーやROV(遠隔操作型無人潜水機)、AUV(自律型無人潜水機)など、さまざまな海中用機器の試験・実証が可能だ。こうした取り組みを通じて、OKIは海洋産業の発展に貢献している。
OKIは、沼津市に防衛・海洋関連分野向けの開発・製造拠点をもち、駿河湾を活かした海洋技術革新と社会実装は、両者にとって重要な共通テーマであることから、対話を重ね、今回の協定締結に至った。
協定に基づき、OKIと静岡市は、海洋分野を中心に幅広く連携を図る。特に重点的に取り組むのが、静岡市が進める「駿河湾・BXテストベッド構築」プロジェクト。本プロジェクトは、駿河湾や清水港を活かし、企業や研究機関に海洋先端技術のテスト環境を提供することを目的としている。本プロジェクトの実現に向けて、 OKIは水中音響技術や既存の海洋実験施設の運営ノウハウを活かして貢献する。両者はそれぞれの強みを活用し、新たな地域経済創出と先端技術の事業化の実現を目指す。
写真は 静岡市 難波市長(左)、OKI 加藤センター長(右)
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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