KDDIなど、石川でドローン活用した大雨被害状況調査
KDDI、KDDIスマートドローン、石川県は8月27日から30日まで、石川県志賀町において、石川県および志賀町からの緊急要請に基づき、災害時特例制度(緊急性の高い捜索・救助活動では、飛行禁止空域や飛行方法の制限を一時的に解除し、迅速な対応を可能にする制度)を適用したドローンによる被害状況の緊急調査を実施した。県内に常設しているドローンポートを活用し、被災地域の早期復旧と住民の安全確保を目的に、4日間で計12回のフライトを実施した。
今回の調査では、ため池5カ所や菱根川・前川などの河川における増水・決壊リスクの確認に加え、道路陥没の被害状況や水没車両の有無を、可視光カメラおよびサーマルカメラを用いて上空から迅速に確認した。また水没車両については、車内に取り残された人や救助を必要とする人がいないことを確認した。これにより、危険箇所への立ち入りを最小限に抑えながら被害状況を把握し、災害時の迅速かつ安全な初動対応に貢献した。
また、撮影した映像および高解像度データは石川県庁および志賀町役場へ即時に共有し、二次災害リスクの低減と復旧方針の策定に活用している。
これまで石川県とKDDIは、能登半島地震からの創造的復興の推進を目的とする「石川県とKDDIの包括連携協定」に基づき、県内12ヶ所へのドローンポートの常設や災害時を想定した実証に取り組んできた。今回の調査は、常設ドローンポートや実証時の知見を災害時の初動対応に活用したもの。
写真は 志賀町役場に常設しているドローンポート
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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