
東芝、研究開発新棟で省エネとセキュリティを進化させる先進実証を開始
東芝は、研究開発新棟「イノベーション・パレット」の執務エリアにおいて、カーボンニュートラルおよび安心・安全なセキュリティの実現に向け、人流などを推定して照明や空調などを快適かつ最適に制御する「省エネ実証」と、同社の映像解析AIとセコムのセキュリティロボット「cocobo」を連携させた「セキュリティ実証」を開始したと発表した。館内に設置したセンサー・カメラを含む各種設備から収集するデータを用いて空間・人・エネルギーなどを認識し、設備の適切な制御や最適化につなげる「運用デジタルツイン」を活用する。
「運用デジタルツイン」は、センシング技術とAIを活用して実世界で起こっている事象をバーチャル上にリアルタイムに再現し、過去・現在・未来を、運用中にシミュレーションする。特に「運用デジタルツイン」では、現場の実機と連携し、ライブデータを用いたシミュレーション結果を現場の運用・制御に反映することが可能。
(全文は4月17日付け2面に掲載)
この記事を書いた記者
- 元「日本工業新聞」産業部記者。主な担当は情報通信、ケーブルテレビ。鉄道オタク。長野県上田市出身。
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