【業務DX特集】センシンロボティクス 設備管理アプリ「ゲンコネ」

 センシンロボティクスは、社会インフラDXのリーディングカンパニーとして産業用ドローン等を活用した業務ソリューションを提供してきた。ドローンやロボティクスを通じて様々な現場課題と向き合う中で、現場に残る非効率な作業がまだまだ多くあることに気づいた。手段にこだわらずより多くの人の業務を楽にするべく、設備管理アプリ「ゲンコネ」、電子チェックシートアプリ「ショルイラ」の提供を開始した。 「ゲンコネ」は施設ごとに課題やファイル、360度パノラマを一元管理することができる施設管理に関わる方向けのクラウドアプリケーション。導入企業社員に加えて、業務委託先の企業とも360度パノラマを活用しながら施設の修繕や不具合箇所の対応状況を可視化・共有できる。 「ショルイラ」は、ITツールに馴染みのない人でも簡単に電子チェックシートの作成、記録、管理ができる業務アプリケーション。専門知識いらずで、誰でも簡単にカスタマイズできるため、特定の担当者に属人化せず、電子チェックシートのひな形のブラッシュアップをスムーズに行うことができる。また、今冬には図面作成アプリの提供も予定している。 点検業務を例にしてもドローンが最適なデバイスかどうかは現場の状況などによって異なる。重要なのは、どんなデバイスでデータを取得したとしてもデータがしっかりと一元管理されていること、それにより効果的な「分析」につながること、現場からマネジメントまでがそれぞれの観点でデータを「活用」できることだと考えている。 同社はこれからも現場業務全体のDXをソフトウェアの力で実現していく。