ミハル通信 ケーブルテレビ伝送システムの最新技術
ミハル通信は、「ケーブルテレビテクノフェア in Kansai 2023」において「RFとIPに対応した強靭なヘッドエンドシステムのご紹介」をテーマに、受信点からヘッドエンド、局間伝送にRFとIPに対応したケーブルテレビ伝送システムの最新技術を展示した他、技術セミナーを実施した。
高度BS/BS用IP伝送システムを展示。高度BS/BS信号の無瞬断切替に対応、シグナルプロセッサーとトラモジ間の異なる機種のバックアップに対応できる。これにより、ケーブル事業者間において、相互バックアップが可能な他、異なる機種(BS高性能シグナルプロセッサー&BSトランスモジュレーター)でのバックアップもできる。例えば、あるケーブル事業者が天候などの問題からアンテナ受信信号が品質劣化した場合、事前に取り決めをしている他のケーブル事業者からのバックアップ信号をIP伝送路などで受信し、無瞬断で切り替えが可能になる。
遠隔伝送システム「地上デジタル放送用IP伝送システム」も紹介。コミチャンの遠隔・離島伝送向けにTS→IP変換/IP→OFDM変調や、区域外再放送用にOFDM復調→IP変換/IP→OFDM変調など、様々なシステム構成が可能。
この記事を書いた記者
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。
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