
OKI ウェアラブルデバイスから心拍数や消費カロリーをリアルタイムにモニタリング
OKIは「第16回 EDIX(教育 総合展)東京」に出展し、生徒の手首に取り付けたウェアラブルデバイスから心拍数や消費カロリーなどの運動情報を取得し、その結果を生徒および教員がタブレットからリアルタイムにモニタリングすることができるソリューションを展示した。
体育授業向けウェアラブルデバイスおよびモニタリングサービスは、生徒の手首に心拍数や消費カロリーなどの運動情報を取得できるウェアラブルデバイスを付け、生徒および教員がタブレットからリアルタイムにモニタリングすることができる。OKIの920MHz帯マルチホップ無線を使用し、屋内外で「運動の見える化」を実現する。
ウェアラブルデバイスおよびモニタリングサービスを活用した体育ICTソリューションを展開しようとしている。義務教育での体育授業は「運動習慣を身につけること」 が目的で、文科省の学習指導要領では「体育授業へのICT 活用は非常に有効」という指針を出している。
体育ICT ソリューションは、ウェアラブルデバイスで、運動 体調情報をリアルタイムにモニタリングし、体育授業の質向上と安心安全を支援するもの。エッジデバイスで運動・体調データを取得するともに、エッジプラットフォームに送信してエッジプラットフォームでデータを加工、蓄積し、タブレットでモニタリングする。
現在、3つの小学校で実証試験を行っている。2026年4月に本格的なサービス開始の予定。
この記事を書いた記者
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。