6/21、6/22 東京国際フォーラムでオーディオとホームシアターの祭典「OTOTEN2025」開催

一般社団法人日本オーディオ協会(東京都港区、小川理子会長)は6月21日、22日の2日間、東京国際フォーラムでオーディオとホームシアターの祭典「OTOTEN2025」を開催する。

 

「OTOTEN2025」は、コロナ禍の収束により、再開してから以降最大規模の71の企業・団体、124のブランドが出展し、多様な音・オーディオの提案を行う。ホームオーディオやホームシアター、カーオーディオに加え、ヘッドホン、デスクトップオーディオなど、自分の好きな音が見つかる、誰もが気軽に楽しめるオーディオイベントとなる。

 

充実したオーディオ&ホームシアターの数々

 

アナログレコードプレーヤーやストリーミングデバイス、スピーカー、アンプ、オーディオアクセサリーなど、各社の新製品、国内初展示など魅力溢れる製品が展示される。オーディオテクニカ(G404)は「High End Munich 2025」で発表したアクリル製ターンテーブルや新製品VM型カートリッジを展示。デジタルストリーム(G408)の光カートリッジをはじめ、小柳出電気商会(G401)、ナガオカ(G503)、前園サウンドラボ(G605)などが充実したオーディオアクセサリーの展示を行う。

 

ホームシアターは昨年以上に充実した出展

 

Xperi(G405)、ディーアンドエムホールディングス(ホールD1)、ハーマンインターナショナル(D401)、ヤマハミュージックジャパン(ブース G407)が臨場感あふれるイマーシブサウンドを展示する。また、ヤマハミュージックジャパンは、未発表のサウンドバー、ハーマンインターナショナルは6月18日よりクラウドファンディングを開始するJBLの完全ワイヤレスのサウンドバーを展示する。

 

 

パワーアップした出展社提案

 

カーオーディオでは、数多くの国内初公開が目玉。初出展の三菱自動車(B1Fデモカー展示)は、同社のアウトランダーPHEVに搭載されたヤマハと共同開発したプレミアムオーディオシステムを展示する。パイオニア(同上)は、先日発表された「GRAND RESOLUTION」のスピーカーの先行展示を行う。ハーマンインターナショナル(同上)はJBLプレミアムサウンドシステムを搭載したTOYOTAランドクルーザー「250」を展示する。Xperi(同上)は「CES2025」(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー2025)で話題になったDTS:X対応のメルセデスベンツを国内初展示する。

 

広がるオーディオの提案や取組み

 

OTOTENは、音の新たな可能性や提案を体感するイベントでもある。今年は海外企業、地域の特徴を生かした企業・団体が出展する。南房総市と千葉工大が共同で同市の自然豊かな美しい場所、南房総市のサウンドスケープを8chキューブ立体音響システムで再現し、観光資源としての音の提案を行う。また、海外からの出展も昨年以上に増えている。超薄板ガラスの振動板「UTAG」を提案する「GlassAcoustic Innovations」(ロビーブース)や、高音質・超低遅延ワイヤレスソリューションを提案する「SYNCOMM TECNOLOGY」など(同上)新しい体験を楽しめる。

 

 

「放送100年」記念企画

 

今年は日本のラジオ放送開始から100年という節目の年。会議室G502では、NHK、日本コロムビア、日本オーディオ協会が放送開始当初使用していた放送機器(ラジオ、マイクなど)や当時のラジオを展示するほか、第1回全日本オーディオフェアで NHKの協力のもと、ラジオ第1、第2放送の2波を用いて行ったステレオ再生実験の再現デモを実施する。会議室G410では、AES日本学生支部による学生が制作した立体音響のデモや、当協会が主催するコンテスト「(ReC♪ST) 学生の制作する音楽録音作品コンテスト」の受賞作品をはじめとしたコンテンツを紹介する。

 

■「OTOTEN 2025(AUDIO & HOME THEATER FESTIVAL 2025)」
会期:6月21日(土)10:00~19:00/ 6 月22日(日)10:00~17:00
会場:東京国際フォーラム ガラス棟全室、D棟1・4・5F(東京都千代田区丸の内3-5-1)
主催:一般社団法人 日本オーディオ協会
企画・運営:日本オーディオ協会展示会実行委員会
*入場無料(事前登録制)詳しくは展示会ホームページで確認