ユニゾンシステムズ、7年ぶりInter BEE単独出展 AIで放送業務から収益化まで支援
ユニゾンシステムズは、11月18~20日に幕張メッセで開催される「Inter BEE 2026」に、7年ぶりとなる単独ブースを出展する。AIの活用とシステム連携により、放送局業務の自動化・省力化から映像の二次利用、新たな収益機会の創出までを一体的に提案する。ブースはメディア・ソリューション部門のホール7、小間番号7303。
同社は1991年に福岡で創業し、営放システムをはじめとした放送局向けシステムを開発してきた。近年は素材のオンライン納品や考査、AIを使った映像の二次利用などへ領域を拡大している。Inter BEEではこれまでパートナー企業のブースやIP PAVILIONを中心に展示してきたが、創業35周年を迎える今回は、自社ソリューションの全体像を示すため単独ブースを設ける。
今回の展示テーマは「CONNECT・EXPAND・CREATE」の3つ。放送局内の業務を個別に捉えるのではなく、素材入稿や営放、考査、番組販売などを一気通貫で連携し、人手不足やコスト削減への対応につなげる。オンラインで搬入された素材を必要な部署へ自動で振り分けたり、営放情報を考査や番組販売へ引き継いだりすることで、業務間の情報受け渡しや確認作業の削減を図る。
「CONNECT」では、素材のオンライン入稿や営放システムとの連携、考査業務の効率化など、放送業務のオンライン化・自動化を提案する。「EXPAND」では番組販売や権利処理、AIを活用したコンテンツ再利用によって、放送後の映像を新たな展開や収益機会につなげる。「CREATE」では、スマートフォンによる配信と広告を組み合わせたビジネスモデルや、AIを使ったアニメ制作・IP開発などを紹介する。
主な出展ソリューションの一つが「番組入稿システム」。地上波や配信、番組販売など用途の異なる映像ファイルの納品窓口をオンラインに一元化し、素材のチェックから局内の各部署・システムへの振り分けまでを自動化する。
また、「テレショップ オートメーション」では、30代理店以上と接続しているサービス「TEMPRA」と営放システムを連携し、オンライン入稿と組み合わせてテレショップ業務の自動化を提案する。考査領域では、案件情報を一元管理する考査管理SaaS「ユニチェック」と、将来のAI考査連携を見据えたワークフローを展示する。
AI活用では、番組出演者の音声を認識してリアルタイムに字幕を表示する「AI字幕」と、番組素材からダイジェスト動画を自動生成する「AIダイジェスト」を紹介する。AI字幕は生放送を含む現場で24時間体制の本番運用を続けているとしており、字幕制作の省力化や情報アクセシビリティーの向上につなげる。
新たな収益化に向けては、スマートフォン1台で収録から配信まで完結できるカメラアプリ「LM-Cam」を展示する。AIによる自動追尾機能を備え、ブースでは全国規模の高校スポーツ大会のライブ配信を例に、配信画面へのバナー広告掲出など広告収益化に向けた取り組みも紹介する。
このほか、ランサムウェア対策プラットフォーム「Halcyon」、MXFファイル送出システム、Puri Princeによる生成AIアニメーション制作技術なども展示。放送局の既存業務の効率化から、映像資産の再活用、新たなビジネスモデルの構築までを幅広く提案する。
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