朝日放送テレビ 能登半島地震から3年、防災庁設立の節目に届ける「現場の声」朗読劇 11/28東京ビッグサイトで開催

朝日放送テレビ(ABCテレビ、大阪府大阪市、今村俊昭社長)は、能登半島地震の記憶を風化させず、地域の未来へつなぐ特別イベント「朗読劇&シンポジウム」を11月28日、東京ビッグサイトタイム24ビルで開催する。

 

2024年1月1日に発生した能登半島地震から今年で約3年が経過した。被災地では復旧・復興が進められる一方、記憶の風化を防ぎ、防災意識をいかに次世代へ継承していくかが大きな課題となっている。そんななか今年1月、大阪・吹田市文化会館メイシアターで朗読劇「輪島。『あけましておめでとう」が消えた日』」が上演された。吹田市と輪島市の災害支援交流を契機に制作されたこの朗読劇は、被災地・輪島市を継続して取材してきたABCテレビの堀江政生アナウンサーが脚本・演出を手がけ、ABCテレビや北陸朝日放送などのアナウンサーが出演した。自らも被災しながら極限状態で住民を守るため奔走した「輪島市役所職員」を主人公に据え、震災直後に現地で何が起き、行政職員や住民たちはどのような判断を迫られたのか、極限状態の現場で伝えきれなかった想いと現実、職員の葛藤をアナウンサーたちが「ことば」と「声」によって立体的に描き出し、2日間で約1000名が来場するなど、大きな反響を呼んだ。

 

イベントの第1部では、この朗読劇「輪島。『あけましておめでとう』」が消えた日」を上演する。出演は、ABCテレビアナウンサーの堀江政生氏、横山太一氏、古川昌希氏、小櫃裕太郎氏、中村想人氏、北陸朝日放送アナウンサーの牧野慎二氏、上野雅美氏、元ABCテレビアナウンサーの戸石伸泰氏、フリーアナウンサーで元ABCテレビアナウンサーの赤江珠緒氏の9名。

 

また、第2部では、「能登はやさしや土までも――そのやさしさを、未来へ。」と題したシンポジウムを開催する。支援を行う自治体と支援を受ける自治体の双方が直面した現場の課題を浮き彫りにし、新たに創設された防災庁の果たすべき役割や行政・地域・メディアが連携した地域防災のあり方を議論する。登壇者は、俳優の土屋太鳳氏、大阪府吹田市長の後藤圭二氏、石川県輪島市職員で朗読劇モデルの保下徹氏、防災庁幹部職員(調整中)、フリーアナウンサーの赤江珠緒氏。司会はABCテレビアナウンサーの堀江政生氏が務める。

 

なお、朗読劇の実施にあたり、パンフレットの制作費や出演者の交通費、会場利用費などの一部として使用するため、クラウドファンディングを実施している。詳細は以下のURLを参照のこと。
https://readyfor.jp/projects/174643?sns_share_token=ffbece9734aa2b882b5e&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social

この記事を書いた記者

村上潤一
テレビ・ラジオ番組の紹介、会見記事、オーディオ製品、アマチュア無線などを担当