
【速報 AI博覧会】矢崎総業、画像アノテーションを展示
矢崎総業は「AI博覧会」に「矢崎の画像アノテーション」を展示した。アノテーション(Annotation)は「注釈」や「注解」を意味する英単語で、ITの分野ではテキストや音声、画像、動画などあらゆるデータの1つ1つに、タグやメタデータと呼ばれる情報をつけていく工程のことをアノテーションと呼ぶ。
AIにデータを読み込ませる時に、アノテーションがついていないと意味がない。例えば、自動車の映像(データ)を読み込む時に、どれが自動車かを指定(タグ)しないとAIは覚えることができない。
同社のアノテーションの特徴として、〝トレーニングを積んだ自社社員〟がある。一般的には、クラウドワーカーやアルバイトが自宅で作業している。それに対し、矢崎の場合は独自のトレーニングとセキュリティ教育を積んだ社員のみで、作業の共同スペースでフェイストゥフェイスでの作業を行う。
また、製造業ならではの品質管理体制と取っており、納品データについては全量検査を実施しており、日本国内で最終チェックを行っている。
価格はアセットを活用しリーズナブルな価格を実現している。また、案件により料金は異なってくるので、まずは相談して欲しいとのこと。
約3年前から開発を行い、すでに多くの引き合いを受けているという。「多種多様な業界に対応できるので、是非ご相談ください」(担当者)。
この記事を書いた記者
- 放送技術を中心に、ICTなども担当。以前は半導体系記者。なんちゃってキャンプが趣味で、競馬はたしなみ程度。
最新の投稿
プレスリリース2025.06.30ヨコオ、世界最高水準・透過率80%以上の透明アンテナを開発 ~幅広い帯域(4G, 5G, WiFi6, WiFi6E, WiFi7)に対応し6 月末からサンプル出荷開始~
プレスリリース2025.06.30没入感の高い3DVR映像をみんなで楽しもう!キヤノン株式会社がバーチャルマーケット2025 Summerに出展決定
実録・戦後放送史2025.06.30テレビ標準方式を巡るメガ論争③
プレスリリース2025.06.27パナソニック コネクト、画像認識世界最高峰の学会CVPR 2025 VidLLMsコンペティションで世界1位を獲得~質問を段階的に解く、動画認識AI「DIVE」を開発~