
先端データ活用の新施設「Wellness Lounge」を開設、NTT東日本など3社
NTT東日本(本社:東京都新宿区、澁谷直樹代表取締役社長)とNTTデータ(本社:東京都江東区、佐々木裕代表取締役社長)、ストーリーライン(本社:宮城県仙台市青葉区、岩井順子代表取締役CEO)は、2025年5月19日(月)からNTT東日本初台本社低層棟ビルに、先端テクノロジーを活用し新宿・初台エリアのライフパフォーマンス向上に向けた実証を行う「Wellness Lounge」(ウェルネス・ラウンジ)をオープンする。これに伴い、さまざまなアプローチから利用者の心や身体を継続的にサポートするデータドリブン型施設の有効性を検証する共創型の実証プロジェクトを開始する。
近年、健康関連の測定デバイスやアプリ等の利用が増加しており、健康関連のテクノロジーやデータ活用への理解や関心が高まっている。一方で、生活者の健康に対する不安感は減少しておらず、健康の維持や改善行動を促進する新たなアプローチが求められている。
NTT東日本グループでは、パーパス「地域循環型社会の共創」をめざし、スマート農業・ドローン・eスポーツなど、さまざまな周辺事業を加速する試みを続けてきた。またNTTデータでは、2023年から「ヘルスケア共創ラボ」を設立し、ビジネスパートナーとの共創により新たなウェルビーイングサービスの企画構想・展開を通じて、持続的な未来の健康社会(ヘルスケアエコシステム)の実現をめざしている。
加えて、独自のカフェイン除去プロセスを東北大学と共同開発する研究開発型スタートアップ企業、ストーリーラインでは2022年から「カフェインコントロール」をコンセプトとした店舗「CHOOZE COFFEE」を展開。カフェイン摂取量調整による高付加価値コーヒーを提供してきた。
3社では、利用者のライフパフォーマンス向上に貢献する新たなアプローチを見据えて、国内外のさまざまな企業とともにデータドリブン型施設の有効性を検証する共創型の実証プロジェクトを開始。新施設では、働き方が多様化する社会における従業員のウェルビーイング向上の重要性や、通勤圏内での継続的な利用のしやすさ等の観点から、本施設のある新宿・初台エリアのオフィスワーカーを中心に、さまざまな心身状態の測定とそれに合わせたICTを活用した体験を軸として、日常生活に自然に溶け込むデータドリブン型の施設とそれを活用した実証をめざす。
施設は「測定×飲食×空間=新たなウェルネス体験」をコンセプトに、新宿区西新宿のNTT東日本初台本社低層棟ビル内にオープン。営業期間は5月19日から約1年間を予定しており、営業時間は午前8時半~午後5時まで、土、日曜と祝日は定休としている。
(全文は5月9日付紙面に掲載)
この記事を書いた記者
- 主に行政と情報、通信関連の記事を担当しています。B級ホラーマニア。甘い物と辛い物が好き。あと酸っぱい物と塩辛い物も好きです。たまに苦い物も好みます。
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